脱毛の原因は皮脂ではなく過酸化脂質だという事をまだ誰も知らない

「毛穴に脂が詰まっていると抜け毛の原因になる!」「洗浄力の強いシャンプーを使わなければ!」と勘違いしていないだろうか?

実を言うとこれは大きな間違いで、むしろ皮脂というのは適度にあった方が頭皮にはいいのだ。そして抜け毛の原因となっている物質は他に存在する。その物質の名前は「過酸化脂質」だ。

今回はその過酸化脂質をテーマにして、現役美容師の私が話していこうと思う。

脱毛の原因は皮脂ではなく過酸化脂質だという事をまだ誰も知らない

若ハゲ、薄毛、の原因は様々で遺伝やストレス、生活習慣などもある。しかし「頭皮環境」についてはあまり多くを語られていない気がする。本来、頭皮環境こそ1番に考えなければならない物なのだ。

まず結論からいうと、頭皮環境で抜け毛の原因となっているのは「過酸化脂質」だ。皮脂ではない。しかしこの皮脂だけを一生懸命に除去しようとする人が多いのが現状だ。

皮脂を取り過ぎると悲惨な結果が待っている

皮脂は適度に頭皮に残っていなければならない物質だ。しかし、洗浄力の強いシャンプーでこの皮脂を取り過ぎてしまうと、過剰に皮脂は分泌されてしまう事になる。

「皮脂が無くなった!もっと生産しなければ!」と頭皮から伝達信号が出て、私達の体は皮脂の大量生産に入る。するとどうなるか?

実はそうなると私達の髪に十分な栄養が行かなくなるのだ。こうなると髪がやせ細ってしまったり、抜け落ちてしまうという結果になってしまう。

「本来髪に行くはずの栄養分が、皮脂の生産で使われてしまう」というのが原因だ。

じゃあシャンプーはしない方がいいのか?と思われるかもしれないが、そう簡単な話ではない。

過酸化脂質こそが抜け毛の原因

皮脂は適度にあった方がいいのだが、そのまま何もせずに放置するのも良くない。実は皮脂というのは分泌されてから48時間経つと酸化が始まる。

この酸化というのが厄介で、皮脂が酸化すると頭皮の汗や汚れやシャンプーの流し残しと混ざってしまうのだ。これは「酸化汚れ」と呼ばれていて、その酸化汚れは頭皮にこびり付きやすいので中々除去出来ないのである。

そしてこの酸化汚れは、やがて「過酸化脂質」という最悪な物質になる。過酸化脂質は脱毛作用があって、この物質こそが抜け毛の原因となるのだ。

なので皮脂を取り過ぎてしまうのも良くないし、そのまま放置するのもダメなのだ。

過酸化脂質を取り除く為には?

この過酸化脂質を取り除くというのが、育毛では重要になってくる。

ではどうすればこの過酸化脂質を除去出来るかというと、それは「オイルパック」である。天然成分100%のホホバオイル、セサミオイル、ココナッツオイル、などがお勧めだ。

ちょっと想像してもらいたいのだが、ホワイトボードにマジックで文字を書いて、またその上をマジックでなぞるとオイル同士が混ざって文字が消えるという現象があるが、この原理とだいたい同じなのだ。

オイル(過酸化脂質)とオイル(天然成分のオイル)はお互いをひき付ける。後は混ざったそのオイルをきれいに洗い流せばいいわけだ。

ちなみに、こういったオイルはアロマのショップでも売っているし、Amazonや楽天でも売っている。

 

オイルパックはちょっと面倒くさい

私もオイルパックはなるべくやるように心がけているのだが、ちょっと面倒なのがデメリットだ。というのも天然のオイルはけっこうベタベタしていて、洗い流すのに時間がかかるからだ。

人によるかもしれないが、ついつい面倒になってやらなくなってしまうのがオイルパックだ。

そこでお勧めなのが「天然成分のオイルが入ったアミノ酸系シャンプー」になる。アミノ酸系シャンプーは頭皮に刺激が無いので元々お勧め出来るシャンプーなのだが、そこに天然オイルも配合されているので過酸化脂質も除去出来るという優れものだ。

天然成分のオイルが入ったアミノ酸系シャンプーは、ケフトルから販売されているシャンプーがお勧め出来る。

【ケフトルアミノシャンプー】

脱毛の原因は皮脂ではなく過酸化脂質 さいごに

若ハゲ、薄毛を何とか改善しようとすぐにAGA治療に走る人がいる。私も同じ薄毛なので気持ちは痛いほど分かる。

だが、頭皮環境を無視して結果だけにフォーカスしてしまうのは良くない。何でも問題となっている本質に目を向けて抜本的改善をするのが重要ではないだろうか?

頭皮環境というのはいわば土壌だ。正常な状態の優れた土は作物も大きくなり美味しくもなる。化学肥料でも作物は育つが、優れた土壌で育った作物には当然勝てない。

AGA治療も大事だが、それと並行して頭皮の環境も見直してみてはいかがだろうか? アミノ酸シャンプーとオイルパック。この2つで君の頭皮環境はきっと正常になるだろう。